なんか漢字ばっかりで難しそうな事言いそうだわ
チュールチュール
そんなに難しくないよ。とても大切なことなんだ。
おつかれさまです!はた(@hata_vyond)です!
きーも言うように漢字ばっかりで難しそうと思うかもしれませんが今回の記事はこれからVYONDに参入してみようと思う方、まだ初めて間もない方にとってとても大切なことになります。できるだけ噛み砕いてわかりやすく説明していきますのでどうかゆっくりご覧ください。
呼び名が変わった?譲渡手数料から映像の利用権
僕がVYONDを始めた頃は周りが「譲渡手数料」と呼んでいたのでそのまま覚えてたのですが、日本の公式販売店であるWebDemoさんの公式サイトによると
VYOND映像の商業的利用の権利ーー>「VYOND映像の利用権」に変更いたしました。
2020/8/28
WebDemo公式サイトより抜粋
とあります。なのでこれが正解なんだと思います。呼び名っていろいろとある場合も多いのですが、なるべく統一しないとわかりにくいですよね。なので当ブログでは今後正式に「VYOND映像の利用権」として呼んでいきます。で、これってなんなの?って話です。
VYOND映像の利用権とは
まずいきなり本題です。VYOND契約アカウントを所有している人に限りVYONDアニメーション動画を自由に使うことができます。自分が考えいてるビジネスに使用する、また視聴してもらう目的でアップロードしたりする事を権利として付与されているのです。この権利が「VYOND映像の利用権」と呼ばれています。
なんか難しそうだけど、ようは自分で作った動画を自分で好きに使うのはいいってこと?
そうそう!いい感じだね♪まずはそこをしっかり覚えてね。
ただこの権利を所有していても手数料が発生する条件があります。次でその解説をしていきます。
手数料が発生する条件
実際に手数料が発生する条件とは?
では料金が発生する条件とは?ここで再びWebDemoさんの公式サイトによると
アカウント所有者ではない第三者に使ってもらうために提供したり、制作物の一部または全部として納品したりするような場合は、VYOND契約アカウント所有者にある「VYOND映像の利用権」を第三者に移す行為に当たります。
これを「VYOND映像利用権」の「移転」とします。
この場合「手数料」支払いをする必要があります。
(VYOND映像を受け取った第三者側は、一切手続きをする必要はありませんので手数料も不要です。手数料をお支払いにならないでください)
WebDemo公式サイトより抜粋
我々VYONDクリエイターはアニメーション動画を依頼されて制作することがほとんどだと思います。つまり仕事として受けて制作した動画をクライアントに納品する場合はすべての動画1本1本に手数料がかかってくるのです。ちょっと衝撃的な事実でした、少なくてもVYONDを始めた当初の自分にとっては^^;
その手数料はどれくらい?
では実際の手数料の内容です。1本あたりの手数料は…
99$(日本では12,000円税別)
となってます。これまた衝撃です…正直最初はそんなにかかるの!?って思いました^^;
え、たまにクラウドサービスなんかで「高単価案件 VYOND制作、1本10分5000円!」って見るけど…
そうそう、見るよね(笑)
実際に私はたもやってたような案件です。でもこれって実は稼ぐどころか大赤字なのです。だからといって発注くださるクライアントさんが悪いってわけではないんですよね。で、赤字にならないまでも時給換算200円〜300円の案件も実際に存在します。こういった案件にしても全部が全部ひどい案件だ!というわけでもないと今では思います。まだ右も左も分からない初心者の頃こういった案件でいい経験はさせていただきました。ちなみにこの手数料の発生を抑えるため自分のアカウント貸し出してくるクライアントさんもいます。シートの貸し出しはOKですがアカウント貸し出しはNG。規約違反です。この辺はまた別記事で解説したいと思います。今はこの「映像の利用権の移転に伴う手数料」の存在を知らないと大損する可能性がありますよという事と「アカウント貸すからこのメールアドレスとパスワードを記入してログインして作業してね」と言ってくるクライアントさんは規約違反を犯しているという事だけは覚えておいてください。
VYONDの「アカウント」と「シート」の違い
ここでVYONDの「アカウント」と「シート」の違いを簡単に説明しておきます。
クラウドサービスでシート招待しますって言ってログインアドレスですって送ってくる人いるけどあれは…
うん、それはシートじゃなくてアカウントを送ってるんだよ。
本当のシート貸与のときはこっちのメールアドレスを相手に教えて、招待リンクを向こうから送ってくる仕組みなんだ。
アカウントの貸し出しは規約違反だにゃ!!
そうだね。この仕組みを知ってても知らなくても違反は違反です。アカウントを使ってもらえばVYOND映像利用権の移転手数料も発生しないから安く済むラッキー!って思ってる人はやめましょうね。
支払わなかったらどうなる?(規約違反も同じ)
手数料高すぎるわ…
別に支払わなくても黙ってたらバレないんじゃね?
悪いことはいずれバレるよ。
確かに手数料は高いですよね。支払いたくない気持ちはよくわかります。ただ当然バレたときには罰則がつきます。まず最低でもアカウントの永久利用停止、ライセンス剥奪、動画の没収は当然ありえるとしてVYONDの本場アメリカは訴訟大国です。賠償問題として裁判が行われる可能性だって否定できません。でも僕が考える何よりも最大のリスクというのは自分の信用はもちろんの事、せっかくお仕事をくださったクライアントさんを巻き込んで信用を傷つけてしまう事だと思います。社会的信用を傷つけるのはもちろん、せっかくこちらを信用してお仕事を任せてくださったクライアントさんに対して申し訳なさすぎます。これこそ「恩を仇で返す」の典型的パターンです。こんなリスクを背負うくらいなら最初から規約で決まってる以上手数料は支払うべきだと僕は考えます。
まとめ
今回はVYOND映像利用権に関して解説しました。最初はなんのことかよくわからなかったのですが、VYONDで稼いでいきたい!って方にとっては知っておかなくてはならない大事な動画の権利のお話です。よくわからなかったって方は何度も記事を読み返していただくか、日本正規販売店の「WebDemo」さんの公式サイトも合わせて読んでください。大事なことなのでもう一度おさらいしておきます。
- VYONDクリエイターは自分が作った動画は自分のために好きなように保存、アップロードしても大丈夫
- VYONDクリエイターはクライアントに動画を納品するときはいかなる場合でもVYOND映像利用権の移転が発生する
- VYOND映像利用権移転に伴う手数料は99$(日本では12,000円税別)
- 手数料をごまかしてもそれがバレたときのリスクは大きい
規約が決まってる以上はそれに従いクリーンな気持ちで作業しましょう。また別記事でVYOND映像利用権の移転に伴う手数料の支払い方もまとめていきます。そちらもご覧くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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